厚生労働省発表のタミフル副作用について
新聞記事「インフルエンザ薬:タミフル問題、学会でも論議」や「インフルエンザ治療薬 タミフルで異常行動死 」で厚生労働省からも備蓄令など色々な発表があり、タミフル等の抗ウイルス薬の副作用についてのニュース報道なども多く、異常行動や突然死など恐ろしい副作用についての情報ばかりが流れているのでその安全性・危険性についても気になっている方が多いようです。厚生労働省発表のタミフルの副作用一覧を掲げましたので、ご参照ください。
タミフルは5種類あるインフルエンザの抗ウイルス薬のひとつです。
1.タミフルの副作用一覧
厚生労働省が発表したデータによるとタミフルの副作用として大人に良く見られる症状は疲労感、腹痛、蕁麻疹じんましん、嘔吐、吐き気、鼻血、下痢、不眠、めまい、耳感染。耳の異常、多形性紅斑、うずきと痛みなとが大人に多いです。しかし、タミフルを処方した後に主に実感として感じやすい副作用は大人の場合ですと、頭痛や吐き気でしょう。あたまがズキズキと痛くなる頭痛は実際に中外製薬の説明書にも記載されています。厚生労働省は吐き気によって、嘔吐、下痢を繰り返すというきつい風邪のような症状もみられると発表しています。インフルエンザにかかったのとあまりかわりませんね。異常行動や幻覚など子供、とくに幼児を中心に語られるコトが多いですが、大人でも十分に注意が必要です。ほかにもアレルギー反応によるショック、喘息−既往症として喘息がある方の悪化、気管支炎、肺感染症、結膜炎、皮膚炎、風邪症候、頭痛、肝炎、消化不良、肝異常、リンパ節症、発疹・吹き出物、鼻水、静脈洞炎、スティーブンス・ジョンソン症候群、または、皮膚粘膜眼症候群などの副作用も見られます。
タミフルの日本での発売元の中外製薬のサイト(ロシュ社から輸入)『タミフルの添付文書情報』(平成14年10月30日付厚生労働省医薬局安全対策課長通知)では、副作用として次のように書いてあります。
ここから厚生労働省医薬局安全対策課長通知引用
「カプセル剤の承認時までの調査309例において、副作用は、85例(27.5%)に認められた。主な副作用は、腹痛21件(6.8%)、下痢17件(5.5%)、嘔気12件(3.9%)等であった。(承認時)
ドライシロップ剤(1〜12歳の幼小児)の承認時までの調査70例において、副作用は35例(50.0%)に認められた。主な副作用は、嘔吐17件(24.3%)、下痢14件(20.0%)等であった。(承認時)
また、厚生労働省医薬局安全対策課長通知にはこのような記述もあります。
(1)重大な副作用
●肺炎:肺炎の発症が報告されているので、異常が認められた場合にはX線等の検査により原因を鑑別し、適切な処置を行うこと。
●肝炎、肝機能障害、黄疸:AST 、ALT、γ-GTP、Al-Pの著しい上昇等を伴う肝炎、肝機能障害、黄疸があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
●皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症:皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症等の皮膚障害があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止し、適切な処置を行うこと。
●ショック、アナフィラキシー様症状:ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、蕁麻疹、顔面・喉頭浮腫、呼吸困難、血圧低下等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
●白血球減少、血小板減少:白血球減少、血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど、適切な処置を行うこと。
●精神・神経症状:精神・神経症状(意識障害、異常行動、譫妄、幻覚、妄想、痙攣等) があらわれることがあるので、異常が認められた場合には投与を中止し、観察を十分に行い、症状に応じて適切な処置を行うこと。
●出血性大腸炎:出血性大腸炎があらわれることがあるので、血便、血性下痢等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
●急性腎不全:急性腎不全があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。
●厚生労働省医薬局が確認したその他の副作用
次のような副作用があらわれた場合には、症状に応じて投与を中止するなど、適切な処置を行うこと」
厚生労働省医薬局安全対策課長通知の引用ここまで


